当たり前のことですが、人がモノを購入する目的は、何かするのに必要だからです。つまり、購入したモノは生活シーンの中で使われることになります。アパレルも例外ではありません。お客様が想定している生活シーンに最適な服を提案します。
生活シーンに合う提案をする
コーディネート提案や、アドバイスをする場合には、常に謙虚に、お客様のライフスタイルを想像して、生活シーンのどのような場で着られるのかを想定した上で、行わなければなりません。活用の場に合った服でなければ、役立たないからです。
お客様のライフスタイルはインドア派なのか、アウトドア派なのかによっても選ぶ服は変わります。また、お客様のお手持ちの服によっても、新たに購入する服の選択肢が変わります。販売員はできる範囲内で、お客様一人ひとりに適した服をご提案することが大切です。
短期間の研修でセンスが良くなったと思い込んでいる販売スタッフが、客はセンスが悪いと決めつけて、アドバイスと称して、店にある商品を個人的な思いつきで組み合わせ て、無理やり売り付けるということくらい迷惑なことはあ りません。
お客様の話をよく聴いた上で、お客様の潜在的なニーズやお客様の良さを引き出す提案をすることが大切です。 顧客第一の精神を忘れず、あくまでも販売スタッフはお客様がお選びになる補助という謙虚な立場で接することが 何よりも重要です。
-
アパレル接客は「好き」という気持ちから!アパレルショップ接客の主要ポイント
アパレルショップにおいて、お客様一人ひとりからの企業に対する印象は、接客で決まります。アクティブ・コンサルティングでは、店頭接客は企業活動のスタートであり、同時に最終仕上げだと考えています。「お客様が ...
続きを見る