インポート

アパレルインポートブランドとは?インポートブランドの輸入経路は?

アパレル業界では、欧米からのインポートブランドが人気を博しています。しかし、いわゆるバリューブランドと呼ばれる欧米から直接輸入した製品以外に、日本で企画されて東南アジアで生産された、ライセンスブランドという海外ブランドもあります。

アパレルインポートブランドとは?

インポート契約

インポートブランドとは、その名前の通り輸入ブランドのことです。主に欧米からの輸入品で、バリューブランドとも呼ばれています。そう聞くと、日本で販売されているすべての海外ブランドがインポートブランドという印象を受けるのですが、実態はそうではありません。

なぜならば、日本で販売されている海外ブランドの多くは、ライセンスブランドだからです。ライセンスブランドとは、海外ブランドとライセンス契約をして、実際には日本で企画して生産した製品にそのブランド名を付けて販売している商品のことです。

実は、日本で販売されている海外輸入アパレルの約80%は、ライセンスブランドとそれ以外の日本ブランドを含めて、日本で商品企画されて中国などの東南アジアで製造されて輸入した製品です。そして、残りの約20%が、主に欧米からの輸入品で、いわゆるバリューブランドと呼ばれる高級品です。

ファッション業界においては、まだ舶来品にあこがれる「海外ブランド神話」が続いているので、海外ブランドとのライセンス契約が行われているのです。少し情けないです。

インポートブランドの輸入経路は?

輸入経路

インポートブランドの輸入経路についてご説明します。

輸入主体はどこか?

商社による輸入

かつては、総合商社や、ファッション製品を中心的に取り扱う専門商社が、大半の輸入ブランドを占有していました。その形態は、商社が有名ブランドと輸入代理店契約を結んで、代理店となって、小売店に商品を販売するというものです。

小売店による輸入

最近、増えてきているのが、小売店が自ら有名ブランドを輸入するという形態です。つまり、インポート品を主力に販売するセレクトショップです。小売店のバイヤーが直接海外に出向いて、展示会やコレクション、あるいは小売店などで買い付けてくるのです。

海外ブランドと代理店契約を結ぶ場合もありますが、並行輸入と呼ばれる代理店契約をしないで輸入する形態も多く見受けられます。

個人による並行輸入

ネット販売が盛んになってから、個人が輸入した海外ブランドも数多く販売されるようになりました。個人の輸入は、大半が平行輸入で買い付けたものです。実際に買い付けに出向く場合と、海外ネット通販などで買い付ける場合があります。

個人が販売する商品の中には、いわゆる偽物ブランドも混在しているので、購入する際は、十分に注意すことが必要です。

どこで買い付けるのか?

海外ブランドから直接買い付ける

海外ブランドの展示会などに出向いて、直接買い付ける方法です。これが王道です。代理店契約を結ぶためには、この方法を行います。各国の展示会の情報は、JETRO(日本貿易振興会)の公式サイトに掲載されています。

ショールームで買い付ける

海外ブランドは、エリアごとにショールームという業態に販売委託している場合があります。ショールームとは、複数のブランドの販売代行をしているので、ショールームに出向くと、正規品を効率よく買い付けることができます。

ストックハウスで買い付ける

イタリアなどでは、正規海外ブランドのアウトレットを取り扱っているストックハウスという業態があります。アウトレットなので、リーズナブルな価格で買い付けることができます。日本ではまだ人気のある掘り出しものを見つけられることもあります。

海外ECサイトで買い付ける

昨今では、海外ECサイトから買い付けることも多くなっています。BtoBのサイトもありますし、BtoCのサイトでも、内外価格差がある商品もあるので、タイミングによっては利幅を確保することができます。日本に居ながら買い付けられるので便利です。

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